魂の脱植民地化の観点から、音楽史を振り返り、名曲の名曲たる所以を追求するレクチャーとコンサートです。

 

第5弾のテーマは、ムソルグスキー作曲「展覧会の絵」。

 

安冨が中学生のころに最初にはまったクラシック音楽が、この作品のラヴェルによるオーケストラ編曲版。いわば、魂の脱植民地化シリーズの原点。ムソルグスキーが友人の画家・建築家ハルトマンの遺作展をテーマとして書いたこの曲は、言うまでもなく「死と生」とが重要なテーマとなっている。この観点から読み解くことで、この作品の全く新しい一貫した解釈を提出する。また、この曲と密接に関わるテーマの安冨・片岡の新曲ピアノ作品「済州島の虐殺」の世界初演を合わせて行う。

 

安冨歩(お話)

東京大学 東洋文化研究所 教授

「女性装の東大教授」としてさまざまのメディアに登場。もともとは経済学者だが、文系理解を問わず、多くの分野の研究を行い、現在は「魂の脱植民地化」をテーマとして、人間が生きるための学問の構築を目指す。作詞作曲、絵画制作などにも精力的に取り組む。

 

片岡祐介(ピアノ)

作曲家、打楽器奏者、鍵盤奏者

少年時代に独学で木琴やピアノの演奏を開始。東京音楽大学で打楽器を学ぶ。即興演奏を得意とし、さまざまな場所で実験的な企画に参加してきた。ダンスや美術など、異分野とのコラボも多数。近年は、独自のアプローチでクラシック音楽に取り組んでいる。 

 

 ※これまでの様子は「アーカイブ」をご覧下さい。

 

日時:2016年8月27日(土)18時〜20時30分(開場は17時30分)

料金:3,000円

 

会場:摂津響Saal(せっつきょうザール、大阪府高槻市原104-95 バス停「上の口」徒歩1分。有料駐車場あり。)